3日目前半。
念願の本場讃岐うどんを食べる
ホテルは敢えて朝食抜きのプランにし、早朝から営業している地元のうどん屋さんで朝うどんを食べました。
今回行ったお店は手打十段うどんバカ一代さん。お店はセルフサービスで、お店の人に注文を伝えるスタイルです。
彼氏が頼んでいたのは名物の釜バターうどんの並。後でひとくち貰ったのですが、和風カルボナーラのような味わいでした。
私が頼んだのは肉ぶっかけの小。途中で大根おろしやレモンをかけて味変できるのが嬉しい…!
本場の讃岐うどんを食べたのはこれが初だったのですが、今まで食べていたうどんはなんだったのか…と呆然とするくらいの美味しさでした。コシが凄い、舌触りが凄い、喉越しが凄い…!!
あまりの美味しさにお土産うどんもしっかり確保し、「本場のうどんはすごかったね…」「本場だったね…」と言いながらお店を後にしました。語彙も消滅する美味しさ。
早朝ということもあって、出勤前のサラリーマンや地元のおじさんたち、学生さんの姿も見られました。
今回はここしか行けなかったのですが、他にもたくさんのうどん屋さんが香川にはあるので、次回はうどん屋さんを巡る旅でもいいかもしれない…と本気で思いました。
こんぴらさん参拝へ
町営駐車場から表参道に向かうにはいくつかルートがあり、私たちは商店街を通るルートから行きました。
表参道はお土産屋さんが所狭しと並んでいて、見ているだけでも楽しいです。
地元の酒蔵、金稜さんでは無料で資料館を解放していました。日本酒好き以外でも見応えがあってオススメです。
資料館の建物はこんな感じ。売店にはここでしか買えない限定の日本酒も置いてあるので、帰りに買って行きました。
表参道を抜け、100段登ると現れるのがこちらの一ノ坂鳥居。ここから御本宮までノンストップで登り続けます。ちなみにこのあたりには杖のレンタルをしているお店が何軒かあり、そこから奥には無いため、体力に自信のない人はレンタルして置いたほうが無難です。途中「あそこで杖レンタルすれば良かった…!」と呟いている参拝者と何回もすれ違いました…
168段目の灯明堂。すでにここで息が上がってきます。
要所要所で少し休み、また登り…少し休み、また登り…を繰り返すと、
365段目に立派な大門が見えてきます。
大門からの景色。
大門の中には五人百姓の飴売り場。優しいおばちゃんが「後もう半分だから頑張ってね」と飴を渡して下さいました。優しさが沁みる…
そこからさらに進むと、神馬のいる御厩が見えてきます。
こっちは月琴号。人懐っこくて可愛い。
こちらはルーチェ号。センシティブな性格のようで、少し奥の方で過ごしていました。お写真を撮らせてくれてありがとう。
477段目には表書院が見えてきます。ここは一般公開をしているので、下山後に円山応挙の描いた襖絵を見てきました。
この他にも書院には若冲らの襖絵などもあるのですが、それらは通常公開されていない奥書院にあり、今回見ることは叶いませんでした。しかし平成26年には一般にも特別公開されていたらしいです。いつかご縁があればいいなと思います。
628段目で旭社に到着。絢爛な装飾が施されており、荘厳な出で立ちにしばし見惚れます。
回廊を通り抜け、闇峠を過ぎるとラストスパートです!
785段を登りきり、御本宮に到着です。もはや無心。
高台からの眺めも良く、この日は讃岐富士が見えました。火照った身体に心地良い風が吹き抜け、爽やかな気持ちに。
本来であれば1368段(!)を登り、奥社まで参拝をしたかったのですが、今回は時間がないので奥社には参らずにここまで。いつか行けるといいな。
帰路では資生堂パーラーで当地限定パフェとすももソーダを飲みました。い、生き返る〜!!
パーラー内には資生堂が出しているご当地香水「琴娘」が販売されており、買うかどうか悩んでいたところ彼氏がプレゼントに…と渡してくれました。嬉しかった…
内側の絵柄も可愛い…
この香水はとっておきの時に使おうと思います。
こうしてこんぴらさんを満喫し、午後は高知へ向かいました。
続く