東京で暮らす女のとりとめのない日記

暮らしとカルチャー、ミクスチャー

美術

なぜ妖怪は生まれるのか? 「ホー・ツーニェン 百鬼夜行(原題: Night March of Hundred Monsters)」

今年の10月から来年の1月末までホー・ツーニェンの新作が展示されると聞き、このチャンスを逃したらもう観れないかもしれないと、愛知県にある豊田市美術館へと向かった。 天気は晴れ時々曇り。セーター1枚で過ごせるようなあたたかい日で、散歩にはぴった…

箱根ポーラ美術館で静謐な孤独に出会う ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?

先週末、箱根にあるポーラ美術館に行ってきた。9月から始まったロニ・ホーン展「水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?(原題:When you see your reflection in water, do you recognize the water in you?)」をずっと見たかったのだ。 www.…

東京ステーションギャラリー「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ」がとてもよかった

はじめに 週末、久しぶりにギャラリーへ出かけた。目的は東京ステーションギャラリーの「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ」を見に行くため。ゴールデンカムイを読み始めて以来、アイヌ文化を学ぶ機会があればぜひとも参加したいと思っていたの…