友人からなぜ夫と結婚したのかと聞かれ、自分でも思いがけず面白い回答になったので書き留めておきたい。しかし最近じゃそんなことも聞かれなくなってきて、久しぶりに新鮮な気持ちになれて良かった。いい感じに中年として仕上がってきたな。Q.なぜ夫と結婚…
待ちに待った下巻!刊行当日にゲットしてウキウキ気分で読んでいたら、内容の温度差に面食らい、今にいたるまでずっとずっと『ファミレス行こ。』のことを考えている…… 正直『カラオケ行こ!』を読んでいたときは「いつもの和山節が効いたギャグマンガだ~」…
週末は雪になると言うので、期日前投票に行ってきた。近所の投票所はアットホームな雰囲気で、ガスストーブの前で誘導係のおじさんたちが暖をとっていたり、親の付きそいで来たのであろう、年長くらいの子どもとハイタッチしていたりと、長閑な雰囲気だった…
今年も残りわずか。以前、インターネット・フレンズに会ったときに「商品紹介が上手」と言われたことがうれしかったので、久しぶりにお題に乗ってベストバイ記事を書こうと思います。 とはいえ買ってよかったって刹那的な側面もあり、そのときは「めちゃくち…
例年よりも穏やかに師走が始まり、ホリデームードに心が浮き立つ昨今、いかがお過ごしですか。久しぶりにブログを書く時間が取れそうなので、少し早いですが2025年を振り返ろうと思います。 大好きなお店に通い詰めた1年 読書愛、再燃 漫画も引き続きおもし…
ディアンジェロが亡くなった。享年51歳だと言う。彼の音楽と出会ったのは上京して間もない頃、酒場でたまたま隣の席になった、やんちゃの盛りを過ぎて目尻にしわが寄り始めた、気のいい兄ちゃんが教えてくれたのがきっかけだった。 レイジーなビート、スムー…
1月下旬、金沢へ旅をすることにした。年始に能登半島沖で起こった地震の影響で観光客が激減しているらしく、SNSでは連日「金沢へ観光に来てほしい」という声を目にしていた。 実は以前に私たち夫婦はそれぞれ金沢を旅行したことがあったのだが、当時はいずれ…
子供の頃から家族というものにはなかなか馴染めず、実の母親には無頼な娘だと呆れられている女こと私なのだが、結婚して義理の家との付き合いというものが発生してからはいよいよ観念して家と向き合わなくてはならない…と思うことが増えた。
春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい…
有料記事に関するステートメントはこちらの記事をご参照ください。 -------------------------------------- 毎年このくらいの季節になると、友人が「春は気持ちが揺らぐから苦手」と言っていたことを思い出す。その言葉を裏付けるがごとく、彼女は春になる…
去年の春先に沼尻高原ロッジに泊まってきました。以前から行ってみたいと願っていたものの、なかなかタイミングが合わずに訪れることができなかった憧れの宿。念願叶ってようやく宿泊することができました。 沼尻高原ロッジの歴史 沼尻高原ロッジで1泊2日 ぬ…
買ってよかったものの話をしようとすると家の話になってしまうので、2023年は習慣化してよかったことを話そうと思います。 2023年に習慣化してよかったこと 日々、パン作り Duolingoで英語の勉強 週末のデート 休日のベランダモーニング 週に1回ジムで運動…
眠る夫を眺めながらこの記事を書いている。いつもなら私の方が夫より先に就寝するのに、たまにこうして逆転する日がある。今日はちょうどその日だった。幾年月を重ねても、眠っている夫を眺めていることが新鮮に感じる。きれいなひたい、澄んだ鼻梁、頬に影…
昨日から京都を訪れていて、ホテルの部屋でこの記事を書いている。正直に言えば、ここに来るまでは仕事が忙しく、旅行に乗り気ではなかった。どのくらい乗り気ではなかったかと言うと、着替えるための洋服をまったく準備できておらず、九条のイオンの中にあ…
埼玉県といえばスーパーのヤオコーが有名だが、その私設美術館が川越にあることはご存知だろうか。設計は仙台メディアテークや座・高円寺などを手掛けた伊藤豊夫氏。館内にはヤオコーと縁が深い三栖右嗣の作品が展示されている。周辺の住宅地と背丈を合わせ…
東京で暮らすことは、異国で過ごすことに似ていると思う。 先日、3年ぶりに地元の友人たちと再会したときに「ちょっとー、東京の女って感じだべ」とからかわれ「んなことねーべ、変わってねべした」と答えたことがあった。 この3年間はほとんど標準語で生…
もうすぐゴールデンウィーク。そろそろ旅行先について考え始める人も多いのではないでしょうか。しかし、ようやく旅行が楽しめるようになってきたとはいえ「まだ海外はハードルが高い、しばらくは国内旅行を楽しみたい」と思っている方もいるはず。そんな方…
はじめに KinKi Kidsがデビューしてから、26年が経とうとしている。彼らがデビューをした当時、私の周りではKinKiブームが起こっていて、ほぼ毎日のようにクラスでは「剛くん派か、光一くん派か」で議論が分かれていた。私はというとあまりアイドルには興味…
2023年のバレンタインデー 優に「今年のバレンタインデーは何がいい?ご飯でも食べにいこうか。あるいはチョコレートを買ってこようか」と尋ねると「手作りのお菓子が食べたい」とにこやかに返されて面食らった。そもそも今年は買って楽をしようと思っていた…
埼玉県さいたま市にある別所沼公園。この公園には清らかな水がこんこんと湧き出ている沼があり、その畔には一軒の小屋が建っている。小屋の名前はヒアシンス・ハウス(風信子荘)。詩人であり建築家でもあった立原道造が、自分自身のために設計した小さな小…
年末に音楽仲間の友人から連絡があり、ロバート・グラスパー・トリオがブルーノート東京でニューイヤーライブを行うことを知った。2020年に計画されていた来日公演がCovid-19の影響で立ち消えて以来、しばらくは単独ライブはしないだろうと思っていたので、…
夫と紅白歌合戦を見て「バブルを生きてきた人間の、若者にポジションを譲るつもりなんか1ミリもない感じが眩しいね」「おじいちゃんがスモークのなかでヨタつく姿を全国民が見守るイベントだ」などと言っていたら2023年になっていた。酒屋で買った売れ残り…
コロナになってから自分にとって心地いいと思える音楽を聴くことが増えた。特に2022年はグルーヴを重視して聴いていたように思う。自然と足でリズムをとって、体が揺れるような音楽。赤子がゆりかごで揺られるように、人生には良い音楽と良いグルーヴが必要…
雪深い山村の道を車で走っていると、道路の真ん中に黒い何かが転がっているのを見つけた。遠目には千切れたゴミ袋のように見える。危ないので道の脇に除けようと路肩に車を停めて近づくと、ゴミ袋と思っていたのは弱った鳥で、動けずに震えていたのだった。 …
2022年のスキンケアは「堅実」 がテーマ。ライフスタイルや年齢を重ねたことでスキンケアに対するプライオリティも変化して、「成分重視で肌のポテンシャルを最大限引き出せるもの」へと求めるものが変わりました。自分の年齢とコロナ以降の暮らし方が、スキ…
今年もあともう少しで終わり。いろんな映画を観たけれど、それらをすべて忘れるくらい面白い映画に出会ってしまった。映画の名前は「RRR」。今年見た映画の中でぶっちぎりで面白く、寝ても覚めてもRRRのことばかり考えてしまう。こんな気持ちになれる映画は…
山本文緒さんの小説と出会ったのは、中学生の頃だった。当時習っていたスイミングスクールの近くにはブックオフがあり、親が迎えにくるまで本を立ち読みしながら時間を潰すのが習慣だった。髪の毛から香る塩素と、古本屋独特の古紙の匂い。店内は薄暗く、J-P…
7月、hahfの宿泊コインを使い切りたかったので赤坂にあるOMO3に宿泊することにした。赤坂なんていつぶりだろう。最後に訪れたのはコロナが流行る前だった気がする。まだ学生だった頃、赤坂議員宿舎の裏手にあるホットケーキパーラー fru-fullというお店が大…
最近友人たちから、結婚について相談を受けるようになった。なかでもよく聞かれるのが改姓についての話だ。改姓についての実体験を言語化していくうちに、自分の考えが整理できて興味深かったので、忘れないよう残したい。 前提 法律婚にするか、事実婚にす…
春から夏にかけての澄んだ空気はこころが踊るのに、秋から冬にかけての冷えた空気は妙にもの悲しく感じるのはなぜだろう。ときどきどこからか風に乗って金木犀の香りが運ばれてくる。今年もこのあまったるい薫りに、顔をしかめる季節がやってきたのだ。すっ…