美味しい暮らし #5月編

2019年5月に食べたもの

入籍前に食べたもり蕎麦

令和元年5月1日に近所の区役所へ婚姻届を提出に行ったものの、提出には3時間待ちとのことで一旦引き返してお昼にすることに。

夫が「お蕎麦が食べたいね」と言うので気合いを入れてお店を探し、二人でわざわざ電車に乗って向かったのですが、目当てのお店は臨時休業中とのこと。暑さも手伝って気力をなくして途方に暮れて歩いていたら、たまたま良さそうなお店が目に入ったので「ここにしよう」と言ってお店へ。

さっぱりしたくてもり蕎麦をお願いしました。

おそらく二八、薬味はかいわれ大根と茗荷。歯ごたえと香りがよく、喉越しも良いです。

個人的に蕎麦猪口と湯飲みの器がツボ。

満足して出ようとしたら、優しそうな店主さんが「これ、サービスのわらび餅です」と出してくださったもの。

手作りのわらび餅はひんやりとした滑らかな口当たりで、気持ちまで爽やかになりました。黒蜜ときな粉の組み合わせってなんでこうも美味しいのでしょうか。いつか近くに立ち寄ったらまた伺いたいです。

それはさておき、美味しいもののためなら電車移動も厭わなくなった夫に、夫婦は似てくると言う言葉を重ねるなどしたのでした。

SUSHI TOKYO TEN

入籍後に家に帰って一休みし、夕食は夫の希望でお寿司にすることに。ふらっと行ってすぐ入れそうだったのと、以前友人からオススメされて気になっていたのでニュウマンの中のお寿司屋さんへ。噂には聞いていたけれど、お手頃な価格で江戸前のおまかせが楽しめる、満足度の高いお店でした。

あまりにも食べることに集中していたので写真を撮るのを忘れてしまい、撮ったのはこの1枚だけという…。

個人的につまみが多いのもよかった、また行けたらいいな。

コンラッドTOKYO  アフタヌーンティー

この日は義姉夫婦とコンラッドアフタヌーンティーへ。義姉夫婦には結婚前から可愛がってもらっていたのと、義理のご実家へ色々と働きかけてくださっていたので、お礼の会を開くことに。

今年はあまり苺を食べれなかったので、苺欲が満たされました。甘いのしょっぱいのの構成がちょうど半々くらいなので飽きなくてよかったです。

しかし幼い頃はお姉ちゃんが欲しいなと思っていたけれど、20年越しにその願いが叶うとは。お義姉様に初めてお会いした時に「あなたが来るのが嬉しくてお花を活けたの!」と見せてくださった生け花のこと、今でも思い出しては胸がいっぱいになります。

義姉夫婦のつかず離れず仲睦まじくの様子はいつ見ても素敵だし、私たちもそうした夫婦になれたらいいな。

紀の善 抹茶ババロア

神楽坂に用事があったので、ついでに抹茶ババロアを。ここのババロアが本当に好き。甘いあんこと苦いのと、生クリームを自分で調整しながらチビチビ食べる幸せったら。

神楽坂は良い甘味処やカフェがあって、昔からまっすぐ歩けた試しがありません。

そういえば、上京して初めて東京で好きだと思えた街も神楽坂だったなと思ったりしたのでした。

 

麩善 笹巻きあんぷ

和歌山旅行中、高野山参拝後に本店で購入した麩饅頭。

麩饅頭や笹団子をあればあるだけ買ってしまう人間なので、参拝前からお店をチェックしていました。花より団子、解脱より食欲。

で、ここの麩饅頭が今まで食べた中でいっちばん美味しかったです!ベスト・麩饅頭・エバー!

もっちりとした生地に舌触りの滑らかなこしあんの素晴らしさ。何より笹の瑞々しい香りが他の麩饅頭を凌駕しています。上品な一口サイズなのもまた良いです。

この体験を皮切りに、うまいもんどころ和歌山の底力に圧倒され続けるのですが、この時はまだそれを知りませんでした…

総本家めはりや本店 めはり寿司お試しセット

せっかく和歌山に来たのでと思い、熊野三山を参拝ついでに本店でお試しセットを。

これがどれもしっかり美味しくて。特に手前の長芋わさびがさっぱりしていてよかったです。

肝心のめはり寿司は高菜の良い香りと塩気の効いたお米が美味しく、那智滝参拝で疲れていたこともあって夢中で平らげてしまいました。

奥の串揚げも厚揚げの煮物もとても美味しくて、ハズレがない。これが近くにある和歌山県民が本当に羨ましいです。

香梅堂 鈴焼

この旅で一番印象的だったのが香梅堂の鈴焼。

和歌山在住の友人にお勧めされて「いわゆる鈴カステラみたいなもの?」と聞いたところ、「そんじょそこらの鈴カステラと一緒にしないで欲しい。鈴焼は鈴焼と言うお菓子だから」と言われて以来気になっていた鈴焼。

近くを通りかかったので購入することに。

お店の佇まい。お菓子は二階で作っているそう。

で、これが鈴焼。小腹が空いたので、熊野本宮大社の近くで食べました。

食べた感想なのですが、もうなんと表現したら良いかわからないくらい美味しいお菓子です。確かに見た目は鈴カステラにあって鈴カステラに非ず。

しっとりとした決めの細かい生地に、鶏卵の滋味深さ、バターの良い香り!そして和三盆の甘さ。素朴な味の奥に、緻密さ、丁寧さ、拘りを感じます。

持ち帰った分は、家で煎茶・紅茶・コーヒーと合わせたのですが、飲み物を選ばないのも素晴らしい。老若男女に好まれる味わいで、手土産には最適だと思いました。

3ft  たわわ・春だよりなど

和歌山を出る前に購入したのが3ftさんのパン。無類のパン好きの友人が「絶対にここのたわわだけは買って帰って」と言うので言われるがままお店に向かうことに。

店内はこんな感じ。

パンの博覧会という風情です。店内は1組ずつ店内に入ることができる仕組みで、天窓から入る光と情報量の少ない空間に、否が応でもパンに集中せざるを得なくなります。まさにパン選びの修行…(?)。

私はたわわと春だより、洋ナシとブラックペッパーと生ハムを練りこんだパン、リュスティック系を1つの系4点を購入しました。

食べた感想なのですが、前者の2つは食感がかなりもっちりしていて、良い意味で一口食べた途端に裏切られます。何より香りがびっくりするくらい良い!口に入れた瞬間香りと味の構成がしっかり感じ取れました。個人的にはご飯みたいなパンだなと思うので、一度パン好きの方の感想を聞いて見たいです。一通り食べ尽くして、日本のパンを作るならこれだ!という気概を感じました。

また、後者は洋の食卓にハマる印象。特にリュスティック系は奇を衒うことなく、しっかりと作られていて、ご飯みたいなパンとは全く違う印象に。

全体的に体験が良く、かなり面白いパン屋さんでした。

THE MATCHA TOKYO 表参道

以前hanakoで見てから気になっていたティースタンドへ。抹茶を頼むと裏千家流で店員さんがお茶を点ててくれます。

店内はミニマルな感じ。

体験型ティースタンドという感じで楽しかったです。味もおいしかった。

冬場になったら温かい抹茶もいただいてみたい。

Cafe Les Jeux Grnie ごまトースト

表参道でサングラスを探した帰りに久しぶりにここでごまトーストを。

いつ来ても落ち着くお店の一つ。

名物(?)のオレグラッセを写真に撮ってインスタにあげる子に時代を感じてしまったり。いつまでもあり続けて欲しいお店の一つです。

Grand Central Oyster Bar & Restaurant

元バイト先の友人とご飯。

初任給が出た後だったので、ちょっと豪勢にいきました。

食べでのある生牡蠣。個人的にビネガーとの組み合わせが好みでした。店員さんがワインに詳しくて、ありがたかったです。

羽二重団子 本店

近くを通りかかったので。

改装されていて、以前のように中庭が見れなくなっていたのが残念だったけど、移り変わるものはやむなし。モダンな店内も良かったです。

抹茶とお団子。余談ですが、抹茶を飲むたびに、表千家を習っていた友人が「裏千家はシャカシャカやるので華があってずるい!」と言っていたことを思い出して笑ってしまいます。

お団子はいつも通りおいしかったです。

夫のお誕生日ディナー

5月最後の美味しいものは、夫の誕生日祝いで食べた和食の創作料理。

器もお料理も素敵で、ただただ幸せでした。

季節の前菜。個人的にデラウエアと梅、じゅん菜の組み合わせが爽やかで良かったです。

デザートの白味噌のマカロンも美味しかった。

友人からオススメされてここに決めたのですが、お店の方々はみなさんサービス精神が旺盛だし、何よりニコニコしている夫を見たら、ここを選んで良かったなと思いました。

学生時代、大したお祝いができなかったので、きちんとハレができて私も嬉しかった。

来年も夫と美味しく楽しい時間が過ごせるように頑張りたいです。

あと、今回はお店選びにかなり手間取ってしまったので、この辺の価格帯の和食をもっと開拓していきたいという思いがあります。和食は沼…。

というわけで今月も大変よく食べました。

来月も美味しいものを食べて頑張るぞ。

初夏を共に生きるための香り [Diptyque Geranium Odorata]

このところ冬場から春にかけて愛用していた香水が少々重たく感じるようになってきたので、最近は初夏から盛夏にかけて纏えるような香水探しに勤しんでいました。購入してから約2週間、使えば使うほど「やはり今の私に必要なのはこの香りだった」と思い、纏うたびに新鮮な悦びを感じています。

人によって香水を選ぶ理由は異なり、「社会に適応するスイッチを入れるため」「洗練された印象を持たせるため」「気持ちを落ち着けるため」「モテるため」「気分を高揚させたいため」などと多岐に渡っています。また、単純にファッションとして楽しむという人も。

私は香水を選ぶ理由に貴賎は無いと思っていますが、多くの人が選ぶ際にこれほどまでに「こころ」を意識するのは、香水ならではの面白さ・奥深さだと感じずにはいられないのもまた事実です。

かく言う私も、選ぶ基準は自分が纏っていてcomfortと感じる香りか、その季節に合うものかの2つを主な指標にしています。

特に香水を選ぶ時は「快適さ・安心感・安らぎ」に重きを置いていて、直接肌に触れるという親密さのある趣向品だからこそ、纏うなら自分の心を穏やかにしてくれる香りが良いと思っています。生きているとどうしても心が乱れる時もあるし、それは仕方のないこと。変えられないものは受け入れつつも、香水くらいは心から安心できる香りにしたい。例えていうならそれを纏っていると守られているような、大袈裟に言い換えれば聖域の中にいるような。そんな香りが私の理想とする香りです。

また、日本には四季があるので、その兼ね合いも考えたいところ。昔むっとするような湿度の高い日に、考えなしに濃厚なバニラの香りをつけていたところ、祖母から嗜められたことがありました。香水は装いの仕上げと考えていた祖母は、当時高校生だった私に「何事も引いたくらいがちょうどいいのよ」と言い、日本は湿度が高いから香り選びが難しいこと、日本で香水を纏うことはそれを計算する面白みがあることを聞かせてくれました。あの日の祖母のように、うまく香水を選べているのか自信はありませんが、今でも時折思い出しては大切にしている言葉です。

今回もその2つの指標に従って選び、そうして手元にやってきたのはDiptyqueのGeranium Odorataでした。或いは選ぶうちに回帰していたのかもしれません。出会いというものは、いつも理由なんて後付けみたいなものですし。

f:id:lesliens225:20190518193918j:plain

https://sillyage.wordpress.com/ より

トップはベルガモットとピンクペッパーの爽やかかつスパイシーな甘い香り。そして摘みたてと錯覚するような瑞々しい2種類のゼラニウムのグリーンな香りが気配を強めます。さらに時間が経つとシダーとベチバーが現れ、深い森へ誘われるような印象を持ちました。微かに感じるまろみはトンカビーンでしょうか。

ゼラニウム自体個性のある香りのため、これを香水でどのように構成していくのか興味深かったのですが、Geranium Odorataはゼラニウムを上手く昇華させ、それでいてコアな魅力を失くす事なく作り上げているように感じました。何よりオンオフ問わず、どんなシーンにも合いそうなのが有難い。忙しい朝に何も考えずに手に取り、シュッとひと吹きできるような頼もしい存在です。

香り自体は比較的ライトなのも、今の気分に合っていて良かったです。5月に入ってから、4月からの新生活の揺り戻しなのか気持ちが滅入ることが多く、香りによっては気持ちが負けてしまうこともしばしばありました。ある種の願掛けでは無いですが、これを纏っていれば揺らぎの多い現代を軽やかに生きることができるような、そんなお守りとしての魅力もこの香水から感じました。

また余談ですが、この香水を店頭で試した時、幼少期に母が手塩にかけて育てていたイングリッシュガーデンを思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。ミモザクレマチスやバラ、ラベンダーやローズマリー、ロップイヤーなどが丁寧に育てられていた、在りし日の庭。

幼心に草花をちぎってこすると両手から良い香りがするのが楽しくて、幼少期は多くの時間をその庭で過ごした事。どうして今まで忘れていたんだろうと思うような事が鮮やかに記憶から呼び起こされ、自分の好きのルーツを垣間見たような気持ちになりました。全く、香りというのは実に不思議なものです。

これは香水を選んでいる時にいつも思うことなのですが、良い香りは世界中に星の数ほど、或いは人の数だけありますが、自分が好きだと感じる香りは唯一無二だということに並並ならぬロマンを感じます。自分が心から強く好きだと思える香りを手探りで探り当てた時の目が醒めるような感動は、何度経験しても香水好き冥利に尽きるものです。

自分ですら知らない自分の趣向を「香り」という、目で実体を捉えることのできない媒介を通して解き明かす、ある種の静かな興奮。そうして自分しか知らない悦びを手首に忍ばせ、何食わぬ顔で生活している時、大人に隠れて何か許されないことをしているような悪戯っ子のような愉快な気持ちになるのです。

 

都会の隙間で呼吸する

先日友人から尾形光琳の燕子花図が根津美術館で展示されていることを聞き、まだ実物をこの目で見た事が無かったので見に行く算段をしていたのですが、仕事が忙しくなかなか行けず、昨日やっと見る事ができました。

本来なら通常入館は16時半までなのが、有り難いことに5月8日から12日までは18時半まで入館受付をやっているとのことで、今日を逃したら次はいつあるかわからないと思い、定時でダッシュ。奇跡的に閉館1時間前に滑り込む事ができました。

閉館1時間前ということもあって、館内にいる人は20人より少ないくらい。人気な作品は基本的に観覧者が多く、人が多いとその分気を使ってしまい、見終わった後にドッと疲れて「結局何をしに行ったんだっけ」と思うことも少なくありません。

なのでまさかこんなに人が少ないとは思っておらず、願っても無い状況に思わず嬉々とし諸手を上げてバンザイしたい気持ちに。時間の許す限りじっくりと鑑賞することができ、よい時間を過ごす事ができました。

会場は3章で構成されており、平安時代の公家や王朝の風俗史を経て、江戸時代の草花愛好文化に至り、最後は京の都や伊勢参拝など人々の営みへ。

清原雪信の描く和泉式部の憂いを含んだような表情、洛中洛外図屏風の気が遠くなるような緻密な絵と施された金箔、力強い野の花が印象的な伊年印の四季草花図屏風に尾形光琳の夏草図屏風。そして何より一層の迫力を持って迫り来るような燕子花図。

このところずっと仕事の事しか考えていなかった脳みそに美しい屏風絵がスコンと刺さり、しばらくその場で茫然と佇んでしまいました。

どれも本当にかわいらしいやら愛おしいやらで素晴らしく、また鑑賞する人々も人が少ないせいか穏やかな雰囲気で良かったです。

仲睦まじく手を取り合ってじっくりと鑑賞する高齢のご夫婦や、茶道を嗜んでいるという女学生たち、真剣な面持ちで見つめる会社帰りと思しきサラリーマン、海外からいらした方々など、様々な人たちが一堂に会し思い思いに感想を口にしながら楽しんでおり、まさにこの場自体が展示のサブテーマである「寿ぎ」であると感じました。

思い返せば4月に入社してから慣れない通勤電車に乗り、業務と格闘し、這々の体で帰宅する日々が続いており、文字通り生きるのに精一杯でした。学ぶことや仕事自体は楽しいけれど、疲れるものは疲れる。いつしか仕事終わりに夜の水族館や美術館、博物館へ行けたら良いのに、と強く渇望するようになっていました。

思えば昔から仕事に疲れた時や一人になりたい時、水族館や美術館のナイトプログラムへ足を運ぶのが好きでした。ゆらゆらと泳ぐ魚たちや、美しい絵画や博物館の展示物を静謐な空間の中で眺めていると、いつしか心が凪いでいくのを感じる事ができ、また非日常的な空間にワクワクするような気持ちになれるのです。

東京に出てきてからそうしたこととは疎遠になりつつありましたが、改めてこの日そうした体験をでき、懐かしく感じる事ができました。忘れていた自分の好きなものを思い出せる事など、滅多にあるものではないでしょうから尚更嬉しかったです。

東京の暮らしにはまだまだ慣れる気配がなく、時折心の中に高村智恵子がするりと入り込んでは郷愁を掻き立たせる日も少なくはないのですが、住めば都という言葉もあるので、焦らず少しづつ東京での「好き」を見つけ、いつか愛着を持てればよいと思います。

都会の隙間で呼吸しつつ、なんとか生きていきたいものです。

 庭園から見えたお月様。燕子花も見頃でした。

美味しい暮らし #4月編

 2019年4月に食べたもの

山東の水餃子

横浜デートついでに山東の水餃子が食べたいと言って寄り道。水餃子の生地はふわもち系かな?餡はとってもジューシー。ココナッツダレがずっとどんな感じなのか気になっていたのだけど、ココナッツ以外にも色々なスパイスが入ってて風味豊かな美味しさで良かった。個人的にセロリ水餃子がすっごく好みだった。

お食事酒処和の海鮮丼セット

本格的に配属が決まってからだとなかなか親に会えないし、ということで週末に彼と二人で地元へ。母と祖父と夫は海鮮丼、私はミニ海鮮丼と魚の煮付けのセット。こういう時はいつも迷って決まらない人間なので、欲張りセットがありがたかった。手前のあら汁もナイスよ。ところで祖父が夫に会うたびに少しずつ笑顔を見せるようになってくれて孫は超嬉しいです。このまま少しづつで良いから仲良くなってほしいな。

福島駅近辺の居酒屋で日本酒と肴

名前を忘れてしまった…がしかしめちゃくちゃ美味しかったので記録。美味しい福島のお酒と郷土料理が食べたい!と夫に言ったら秒で探してくれて愛を感じた。ワガママな妻でごめんなさい。鰊の山椒漬けと、たぶん会津中将。福島のお酒はどれを飲んでも本当に美味しいしご飯にも合うし好き。しかしどこにあったんだっけ…。

お店のお姉さんにオススメされた椎茸の炭火焼。肉厚で歯ごたえもよく、これまた本当に美味しかった…

ところでこの時に夫のお店選びがちょっと私に似てきたような気がして嬉しかった。夫婦、どんどんこの調子で似ていきましょう。 

Patisserie cafe POCHEでキャロットケーキ

花見山公園でのんびり散策した後に気になっていたお店へ。落ち着いた雰囲気で気が緩む。これは夫が頼んだケーキ。確かいちごのチーズケーキだったかな。一口貰おうと思ったらあっと言う間に無くなっていたので、多分美味しかったんだと思う…。店員さんは一人で切り盛りしているにも関わらず、感じよくて素敵だった。

私が頼んだのはキャロットケーキ。バターたっぷり焼き込み系。

ティースプーンが可愛らしくて。

花見山近くの屋台

花見山には特設のお土産ブースとお食事どころがちらほらあったのだけど、そこで買った桜のおにぎり。お米ふわふわで塩気が効いていて美味しかった。

800°DEGREES 東京国際フォーラム店でピザ

いつものメンバーと三人でご飯。二人とも謎の安定感があって会うと落ち着く。このあとkitteの屋上で東京駅を見るなどした後、友人の乗った電車を発車後に追いかけてエモい別れを演出することに成功した。しかしナポリピザもちもちで美味しかったな〜。あとここのビール美味しい。いつかここで自分の好きな具を浴びるほど乗せてみたいという密かな野望がある。

ネオ喫茶KINGで平飼い卵のプリン

銀座でお買い物をして疲れたので、そういえば友達がオススメしてくれたなと思い阪急メンズ館地下のカフェへ。なんか色々お洒落だなと思って後から調べたらトランジットジェネラルオフィスが関わっていると知った。バイミースタンドやメログラーノのナポリタンもあるらしいのだけど、この時はプリンな気分だったので平飼い卵のプリンを。カラメル甘めでコーヒーと交互に食べた。チマチマ食べの楽しみよ。

Furutoshiでフルーツサンド

銀座で女子会(言ってみたいだけ)。以前友人がインスタに上げていて、以来気になっていたオープンタイプのフルーツサンド。塩気の効いた食パンに、甘いの酸っぱいのがクリームでまとまっていて美味しかった。バイキングもついてきて、ドリンクはセルフでお代わり自由なのも嬉しい。しかし朝の朝食バイキングってなんでこうウキウキしちゃうんだろうね。研究の話も楽しかったな。

きつね庵 お揚げさんを味わう特製きつねうどん

仕事がしんどくてしんどくて仕方がなく、無性に京うどんが食べたくなり駆け込んだお店。お店に入った途端お出汁の良い香りがして咽び泣くかと思った。よく炊かれよく染みたお揚げが超美味しくて、仕事のしんどさが少し軽くなりました。

5月も美味しいものを沢山食べて生き延びるぞ〜。

 

ドライブ旅行の話 長野編#3 旧三笠ホテルとエンボカのピザ

旧三笠ホテルで明治の面影に触れる

白糸の滝を後にして、次にどこに行こうか車内で話し合い、白糸の滝へ向かう道すがら発見した旧三笠ホテルに行くことに。この旧三笠ホテルは国の重要文化財で、明治時代には「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれていたそう。入り口の受付でチケットを購入し、一歩足を踏み入れると、風格を讃えたホテルが出迎えてくれます。

 現在旧三笠ホテルは、柵や木々に囲まれた場所にありますが、建設当時は果てしなく広がる草原の中に佇んでおり、ホテルからは駅舎がよく見えたそうです。給仕さん達は窓から汽車の到着を把握して、お客様を出迎えるための準備をするなどされていたそう。なんとも可愛らしいエピソードです。

用意されているスリッパに履き替え、右手に進むとロビーが見えてきます。

 

調度品は一部現代のものと差し替えてはあるそうですが、そのほとんどが明治時代から使われているものらしく、暖炉の煤でくすんだ風情やシャンデリアの鈍い光、窓から入る光に照らされた床の艶加減に胸が高鳴ります。

こちらはホテルの受付。なんだかグランドブダペストホテルのワンシーンのようです。ちなみに奥のキーボックスも、明治時代から使われているものだそう。

明治時代、多くの紳士淑女や文豪らが訪れた旧三笠ホテル。ずっとロビーにいると、当時の賑やかさが思い起こされるかのようです。

また、廊下の天井部分に細工された木の梁や、ランプシェードの優しい光がとても印象的でした。

この見学途中、中国人の若いお嬢さん達に写真を頼まれてカメラマン役を行ったのですが、皆さん元気で礼儀正しくて、こちらまで愉快な気持ちになりました。大学の冬休みで旅行に来たそうで、あれから無事に帰国しただろうかとこの思い出を振り返るたびに考えます。彼らの明るく元気に充ち満ちた姿を見て、明治の上り坂を駆け上がっていくような日本人達もこのように溌剌としていたのだろうか、などと思いを馳せました。

それから、客室には「軽井沢彫り」と呼ばれる細工が施された棚や机も展示されていて、こちらもとっても素敵でした。写真に残すのを忘れてしまったので、足を運んだ際はぜひ見て頂きたいです。

明治の文化遺産が悠久の時を超えて、こうして様々な人々を楽しませていることを知ったら、当時の人々はどんな風に思うだろうと、少し不思議な気持ちになりました。

エンボカのピザでランチタイム

旧三笠ホテルを満喫したところで、お腹が空いて来たので軽井沢でそのままランチをすることに。以前から気になっていたエンボカに連絡をしたところ、運良くお店に入れるということでお願いしました。

緑のモダンな玄関を開けるとボタニカルなテーブルアレンジが目に入り、テンションが上がります。

店内は明るく天井が高く、窓から光が差し込んで気持ちの良い空間です。また、カウンター越しには石釜があり、スタッフさんがピザを焼いている様子を見ることができます。

この日は夜にご飯の予定もあったので、店員さんにお伺いして連れとハーフアンドハーフでピザを一枚頼むことにしました。

写真を撮り忘れてしまったのですが、食前に頼んだ炭酸水が美味しかったです。次に行くときは忘れず銘柄を控えておかなくては…

この日頼んだのは松の実と蓮根のピザとキノコとチーズのピザ。どちらも味が濃くてとっても美味しかった!生地は香ばしく、モチモチっとした弾力のあるナポリピザでした。メニューに載っている他のアラカルトもどれも魅力的で、胃袋と時間が許せば長居したかったです。

www.enboca.jp

エンボカは京都・東京にもお店を構えているそうなので、何かの折にまたぜひ伺いたいなと思います。

 

続く

ドライブ旅行の話 長野編#2 白糸の滝

白糸の滝で清涼な自然の空気を感じる

目当てのジェラートを堪能して満足したところで、次の目的地の白糸の滝を目指して車を走らせます。白糸の滝はリビスコから車で30分くらい。軽井沢の別荘地を軽快に通り過ぎ、山道をぐるぐると登り降りしつつ向かいます。

白糸の滝がある有料道路「白糸ハイランドウェイ」の入り口で、係りのおじさんにお金を渡し、そのまま進むとすぐに白糸の滝の入り口が見えてきます。

無料の駐車場があるので、そこに車を停めて、歩いて白糸の滝へ。暖房の効いた車内から降りた途端、顔にひんやりとした冷気が当たり、それすら心地よく感じました。

滝に向かう遊歩道沿いには湯川が流れ、この光景だけでも充分気持ち良いです。

この川の流れ着く先は信濃川だという話を聞き、川がゆく旅路のロマンに思いを馳せます。

ちなみに冬場でも遊歩道はきちんと整備されていて、スニーカーで歩けるくらいでした。夜はプロジェクションマッピングもやっているそうです。(2018年時点)

まだ午前で冬の寒い時期ということもあり、観光客は数える程。川のせせらぎに遠くで鳥の鳴く声が聞こえ、ただただ心が凪いでいきます。

写真の木彫りのリスの奥に見えるのは、古くから軽井沢で使われる浅間石。

浅間石には①から積み②練り積み③貼り付けの3種類あり、順にそのまま積む方法と、コンクリートを裏から流し込んで接着する方法、そしてコンクリートの壁にそのまま貼り付ける方法を使って石積みを行うそうです。また、白糸の滝は練り積みで行われているとのことでした。浅間山という火山がある地域だからこそできることなんだなと、しみじみ人間の知恵と逞しさを感じます。

そうして歩いて5分も経たないうちに、白糸の滝が見えてきました。

あまりにも均一で綺麗なので、人口滝かなと思い後から調べて見たのですが、やはり湧き水を均一に落水させるため、人口的にほりこんで作られた滝のようでした。しかし、人の手が加えられているとはいえ、豊潤な湧き水がなければ実現し得ない光景です。

山間から差し込む太陽の光や、見る角度によって滝の表情が変わり、ずっと見ていても飽きません。

観光用に作られた木彫りのリスたちも可愛いです。

透明度の高い水のため、滝壺は底まで見通すことができました。

しばらく堪能したのちに駐車場に戻る道すがら、枯れ木の間から姿をのぞかせた太陽が綺麗だったので写真に納めました。

白糸の滝、次は新緑の美しい時期に足を運んでみたいです。

続く

 

ドライブ旅行の話 長野編#1 リビスコの絶品ジェラート

ドライブ旅行のススメ

少し前の話になりますが、12月の連休を使って長野、愛知、三重と車でドライブしてきました。ノリと勢いで決め、ざっくばらんな計画だけを立てて、半ば見切り発車状態で始まった旅行でしたが、思い返してもしみじみ楽しかった。

走行距離を考えると、飛行機や新幹線で現地に赴いてから、レンタカーを借りるのでもよかったのかもしれませんが、今回車で旅行をしたことで、パーソナルスペースが常に確保されて快適なところ、移動が公共機関の運行状況に左右されにくく焦らず観光に時間を割けるところなど、車で長距離旅行をするメリットを実感しました。ドライバーが二人いれば交代で運転できて楽だし、何より車で見知らぬ街を走行する楽しさは、ロードムービーさながらで良い想い出になりました。

1日目は長野県

東京を朝の8時に出発し、真っ青な空の下、車を走らせて目的地を目指します。この日は行く途中に高速道路から富士山が見えてとても気持ちがよかった。

当初の目的地は、ニホンザルが温泉でくつろぐ姿がみれるという地獄谷野猿公苑だったのですが、ナビの示す道が凍結によって通行禁止になったために断念。

jigokudani-yaenkoen.co.jp

私も彼も雪が比較的積もりにくい土地で生まれ育っていたので、雪国あるあるの洗礼を受けてテンションが上がりました。「ゆるキャン△でもこういうシーンがあった!」とはしゃいでいたのは我々だけだったんじゃないだろうか…

 

f:id:lesliens225:20190125105900p:plain

※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)3巻より

気を取り直して、軽井沢方面の道は通じていたため、以前から気になっていたジェラート屋さんに目的地を設定し、雪道を走ります。

長野は山々に囲まれているだけあって、暖冬と言われていた12月中旬でも雪が積もっていました。枯れ木の間から差し込む太陽の光が雪に反射して綺麗だった。少しだけ窓を開けると、清涼な空気が車内に流れ込んできて、清々しい気持ちになりました。

そうして、そうこうしているうちに目的地のジェラート屋さんに到着しました。

目的地はここ、軽井沢にある「リビスコ」というジェラート屋さんです。

以前から気になっていたのですが、最近お店が移転してジェラートのモチーフがキュートな、モダンで清潔感のある可愛らしい空間になっていました。外にある看板も可愛らしくていちいち写真に撮ってしまう…

夏場は行列が絶えないそうですが、この日は気温マイナスということもあって、お客さんはポツポツ見えるくらい。この日はショーケースに4種類ジェラートがあったので、私は小布施牛乳とイチゴにしました。

店員さんによると、ジェラートは鮮度を保つために毎日作り、売れなかった分は廃棄するそう。そのためどうしても集客の少ない冬場は展開できる種類が限られてしまうそうです。

ジェラートひとつに対するこだわりは味にもしっかり感じられ、どれも美味しいの次元が違う…と感じました。例えばイチゴ味のジェラートはフレッシュさと甘さのバランスが絶妙で、延々と食べ続けていられるくらい美味しいのに、印象がはっきり残る。そして小布施牛乳のジェラートは、乳脂肪分のコクがしっかり感じられるのに、舌に残るようなもったり感はなく、甘さがふわっと舌に馴染んで爽やかな余韻がありました。本当にこれは感動した…

連れ合いの塩キャラメル味も一口もらったのですが、これはパンチの効いた美味しさがあって、フレーバーごとに全く異なる様相を見せてくるリビスコジェラートにすっかり虜になりました。

tabelog.com

ちなみに店内は暖房もしっかり効いているので、安心してジェラートを堪能することができます。私たちが伺ったときは、店員のお姉さんに「ここが一番暖房が聞いていますよ!」と教えていただいて、ぬくぬくしながら楽しむことができました。

 

帰りに通りかかったタバコ屋さんの看板が可愛かった。

満足してジェラート屋さんを後にし、次は白糸の滝へ向かいます。

続く