東京で暮らす女のとりとめのない日記

暮らしとカルチャー、ミクスチャー

ドライブ旅行の話 長野編#1 リビスコの絶品ジェラート

ドライブ旅行のススメ

少し前の話になりますが、12月の連休を使って長野、愛知、三重と車でドライブしてきました。ノリと勢いで決め、ざっくばらんな計画だけを立てて、半ば見切り発車状態で始まった旅行でしたが、思い返してもしみじみ楽しかった。

走行距離を考えると、飛行機や新幹線で現地に赴いてから、レンタカーを借りるのでもよかったのかもしれませんが、今回車で旅行をしたことで、パーソナルスペースが常に確保されて快適なところ、移動が公共機関の運行状況に左右されにくく焦らず観光に時間を割けるところなど、車で長距離旅行をするメリットを実感しました。ドライバーが二人いれば交代で運転できて楽だし、何より車で見知らぬ街を走行する楽しさは、ロードムービーさながらで良い想い出になりました。

1日目は長野県

東京を朝の8時に出発し、真っ青な空の下、車を走らせて目的地を目指します。この日は行く途中に高速道路から富士山が見えてとても気持ちがよかった。

当初の目的地は、ニホンザルが温泉でくつろぐ姿がみれるという地獄谷野猿公苑だったのですが、ナビの示す道が凍結によって通行禁止になったために断念。

jigokudani-yaenkoen.co.jp

私も彼も雪が比較的積もりにくい土地で生まれ育っていたので、雪国あるあるの洗礼を受けてテンションが上がりました。「ゆるキャン△でもこういうシーンがあった!」とはしゃいでいたのは我々だけだったんじゃないだろうか…

 

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※【コマ引用】『ゆるキャン△』(あfろ/まんがタイムKRコミックス)3巻より

気を取り直して、軽井沢方面の道は通じていたため、以前から気になっていたジェラート屋さんに目的地を設定し、雪道を走ります。

長野は山々に囲まれているだけあって、暖冬と言われていた12月中旬でも雪が積もっていました。枯れ木の間から差し込む太陽の光が雪に反射して綺麗だった。少しだけ窓を開けると、清涼な空気が車内に流れ込んできて、清々しい気持ちになりました。

そうして、そうこうしているうちに目的地のジェラート屋さんに到着しました。

目的地はここ、軽井沢にある「リビスコ」というジェラート屋さんです。

以前から気になっていたのですが、最近お店が移転してジェラートのモチーフがキュートな、モダンで清潔感のある可愛らしい空間になっていました。外にある看板も可愛らしくていちいち写真に撮ってしまう…

夏場は行列が絶えないそうですが、この日は気温マイナスということもあって、お客さんはポツポツ見えるくらい。この日はショーケースに4種類ジェラートがあったので、私は小布施牛乳とイチゴにしました。

店員さんによると、ジェラートは鮮度を保つために毎日作り、売れなかった分は廃棄するそう。そのためどうしても集客の少ない冬場は展開できる種類が限られてしまうそうです。

ジェラートひとつに対するこだわりは味にもしっかり感じられ、どれも美味しいの次元が違う…と感じました。例えばイチゴ味のジェラートはフレッシュさと甘さのバランスが絶妙で、延々と食べ続けていられるくらい美味しいのに、印象がはっきり残る。そして小布施牛乳のジェラートは、乳脂肪分のコクがしっかり感じられるのに、舌に残るようなもったり感はなく、甘さがふわっと舌に馴染んで爽やかな余韻がありました。本当にこれは感動した…

連れ合いの塩キャラメル味も一口もらったのですが、これはパンチの効いた美味しさがあって、フレーバーごとに全く異なる様相を見せてくるリビスコジェラートにすっかり虜になりました。

tabelog.com

ちなみに店内は暖房もしっかり効いているので、安心してジェラートを堪能することができます。私たちが伺ったときは、店員のお姉さんに「ここが一番暖房が聞いていますよ!」と教えていただいて、ぬくぬくしながら楽しむことができました。

 

帰りに通りかかったタバコ屋さんの看板が可愛かった。

満足してジェラート屋さんを後にし、次は白糸の滝へ向かいます。

続く