ここ最近買ったものの話

東京都の自粛要請が始まってから家の中にいる時間が増えたことで、少しでも家の中で過ごす時間を楽しみ、心地よくしたいという思いからいくつか買い物をしました。

uka  

・カラーベースコート2/0  

・シャンプーWake up!

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自粛期間に入ってからいつも目に入るものといえば、モニターとキーボードを叩く自分の手元だけ。普段ネイルはせず、短く切りそろえてヤスリで軽く整えるのが常でしたが、この自粛期間に入ってなんとなく自分をケアしたいなという気持ちが強くなり、手始めにずっと気になっていたukaのカラーベースコートとシャンプーを購入しました。

もともとネイルをするとすぐ爪が薄くなってしまう体質なのですが、ukaのネイルベースコートは今のところ爪が薄くなって割れたり、ボロボロ剥けてくることもなく、安心して使うことができています。

ひと塗りでちょうど良いツヤ感、ふた塗りで自分が気づくくらいの血色感、三度塗りできちんと色がつく、マルチプルな優秀さ。こんなに小さいのになんてえらいのだろう。それにミニマルなパッケージも可愛い。たまに仕舞うのを忘れて出しっぱなしにしていても、それとなくインテリアと馴染んで「何か?」という風情で佇んでいて笑ってしまいます。

何より速乾性があるところがとても良いです。あのネイルを塗った後の、身動き一つすら許されないような窮屈さを感じずにいられるなんて素晴らしい。ちょっと何かに触れたくらいでせっかく塗ったネイルがヨレてしまいため息をつくことも、また1から塗らないといけない憂鬱さとも無縁で感動しました。

私はもともと髪質が猫っ毛でボリュームが出にくいので、シャンプーは髪の毛にハリコシとボリュームを与えてくれるタイプのものを選びました。期待通り髪の毛が根元からふんわりとする仕上がりで満足しています。ただ、その分少し毛先の広がりも出やすいようなので、たまに部分的にヘアオイルなどを使って落ち着かせています。

このシャンプー、泡立ちや洗い上がりの爽快感は元より特に香りが凄まじく良い。モッシャモッシャと髪を洗うと、弾けるようなオレンジとレモンの香り、意識を遠くへ誘うようなラベンダーとローズマリーのハーバルな香りが周囲に立ち込めて、髪を洗っている間中何度も深呼吸をしてしまいます。普段何気なく過ごしているバスタイムがリフレッシュタイムに変わる気持ちよさ。良い香りに包まれながら指の腹で丹念に頭皮のマッサージをしていると、硬くなった頭皮と一緒に心までほぐれてくるようです。しっかり泡だてた後、2分放置するだけで泡パックができるのも、非日常的なケアという感じで楽しい。

ukaの製品を使うのはヘッドマッサージ用に買ったケンザン以来だったのですが、他社の製品と比べるとパッケージデザインやコンセプトがジェンダーレスな製品が多く、日常におけるセルフケアとして無理なく継続でき、体験も良いというプロダクトばかりなので信頼できるな〜!と感じます。

いつかukaのヘッドスパにも行ってみたいものです。 


FANCL ディープクリア洗顔パウダー

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テレワーク中にファンデーションを塗らなくなったことで、ほとんどクレンジングをしなくなり、そのせいか少しずつ角栓が詰まりやすくなってきたような気がしてお試しで導入した洗顔パウダー。

特に期待せず気休め程度に使ったのですが、肌がピリッとしないのにきちんと角栓の詰まりに働きかけて、洗顔後の毛穴がキュッと締まりツルッとした肌になる!

酵素洗顔を使うと大抵つっぱり感と乾燥に悩まされるのですが、そうしたこともなくストレスフリーな使用感で満足でした。泡も洗顔パウダーによくあるシャバシャバとした水っぽい泡ではなくきちんと濃密な泡ができるので、肌に摩擦をかけることなく洗顔できるのが嬉しいです。

公式では毎日使用可と書いてあるのですが、私が普段ピーリング剤を使っていることや、配合されているプロテアーゼのタンパク汚れに対する洗浄力の強さを考えると、そんなにしょっちゅう使わなくてもいいかな?と思ったので、毛穴のつまりが気になった時にだけ導入しています。

私は混合肌なので特にトラブルはありませんでしたが、念のため敏感肌の人などは一度首元やデコルテなどで部分的に使用して、荒れないか様子を見てから全顔での使用をお勧めします。

 

川俣サテンシルクのピローケース

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以前からなんとなく気になっていたシルクの枕カバー。

知人がシルクのヘアキャップを使ってから髪の毛のダメージが気にならなくなったと言っていたのですが、なんとなくあれを被るのは気恥ずかしさがあり、シルクの枕カバーならと思い購入しました。

ペナペナした薄い生地で安っぽい光沢のものだったらショックだなと思っていたのですが、実際届いたものを手に取ると、作りがしっかりしていてシルク特有のなめらかな光沢感や重さもあり、期待以上のもの。

実際に使用して3週間経ちましたが、まず朝の寝癖が格段に落ち着きました。ガーゼ生地の枕カバーを使っていた時は時々爆発していたのですが、シルクの枕カバーに変えてからは朝起きてもストンと落ち着いていて、毛先の乾燥や絡まりも起きていません。あの爆発はもう見れないのかと思うと一抹のさみしさもありますが…。

加えて肌荒れが格段に落ち着きました。これまで使用してきた枕カバーは物によっては頰ずりした時に摩擦を感じることがあったのですが、シルクの枕カバーはとろけるような肌触りで、頰を預けられる安心感があります。

今の所、洗濯しても毛玉が生じたり生地のへたりが生じたりすることもありません。値段は高いけどその分満足度も高く、総じてとても良い買い物でした。

 

ホルムガード  オールドイングリッシュフラワーボウル

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 ずっと欲しいと思っていたものの、値段に怯んでなかなか手を出せずにいたホルムガード のフラワーボウル。自粛生活が始まってからお花を買う頻度が増えたことに伴ってなんとなくお花を生けたくなり、1年以上購入するかどうか悩んでいるのだから…と意を決して購入しました。

購入したのは19cmのタイプ。

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この写真だとわかりにくいのですが、光が当たった時の影の落ち方が美しい。

普段は水を張り、大村卓さんのFloating Vase を使用して小さい花を水面に浮かべたり、水盆がわりにして剣山を使い花を生けたりと楽しんでいます。花瓶にお花を生けるのとはまた違った雰囲気が出て良いです。 

こうした使い方の他にも小物入れとして活用したり、そのまま花瓶がわりにお花を投げ入れにしても良さそうで、これから暮らしやインテリアの好みがシームレスに変わっても、長く楽しめそうなところも良いなと感じました。

 

植物栽培用ライト LUCHE 

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以前卓上に置けるくらいの小さな鉢植えをいくつか購入したのですが、我が家は場所によっては陽の光が届きにくいので、植物にとってあまり良い環境では無いことが気がかりでした。

一応定期的に鉢ごとベランダに出しては室内に戻すことは行っていたものの、忙しさにかまけてたまに忘れてしまうこともあったり。これならいっそ、きちんと管理できる仕組みを作った方が良いなと思い、今回植物栽培用のLEDライトを購入しました。

植物栽培用のLEDライトというと、映画「未知との遭遇」に出てくるUFOのようなエレクトリックな照明のイメージが強くインテリアになじまないことを懸念していたのですが、この照明はインテリアの邪魔にならならず高さも細かく調整でき、植物への配慮が最大限できるところがとても気に入っています。

太陽光に近い色温度で植物の育成にもちょうどよく、今のところ心配していた植物の葉焼けも起きていません。植物の葉っぱが光に向かって健やかに伸びている姿を見ると、導入して良かったなと嬉しい気持ちになります。

詳細については、購入にあたって参考にしたこちらのブログが詳しいので、ご興味のある方はぜひ。

moja3.com

背丈の高い観葉植物には光の当たる範囲が小さいので向いていないと思いますが、多肉や小さい苗くらいであればこれ一つで十分では無いかと思います。ちなみに背丈の高い観葉植物用には、IKEAのクリップ式のウォールライトにLEDの電球をつけて対応しています。

我が家ではこれに併せて室内の植物を水やりタイマーで管理するようにしてからは、鉢をベランダに出し忘れてがっかりすることや、水やりを忘れていたことに気が付いて慌てるということも無くなりました。

ちなみにインテリアに差し支えがなさそうなウォーターキーパーは無いのか色々探してみたところ、こんなものもありました。

item.rakuten.co.jp

これなら鉢の上にちょこんと置いても邪魔にならず良さそうです。いつかまた鉢が増えたら買ってみても良いかもしれない。

住み心地の良い住まいと植物フレンドリーな環境の両立はなかなか難しいところですが、引き続き試行錯誤試してお互い心地よく過ごせる環境にできればと思います。

 

オリーブの苗木

f:id:lesliens225:20200509131438j:plain 自粛生活が始まった頃に真っ先に購入したのがこのオリーブの苗でした。まだその頃は近所の花屋さんが営業していて、きっと卒業式や入学式といった祝い事もなくなり売り上げも減っているだろうから買い支えたいという気持ちと、ずっと欲しかったオリーブの苗木がちょうど入荷していたからという理由で購入したことを覚えています。
ここの花屋さんのおばさんはとても気持ちの良い方で、ご近所さんがお店の前を通ると「あら出かけんの?いってらっしゃーい」「おかえんなさーい」と声をかけている姿をよく見かけ、その度に関係のない私までほっとするような気持ちになっていました。

「鉢植えは初めて?」と聞かれたので「いえ、2つ育てています」と答えると「そう、じゃあうまく育てられるわね」と言われ、「あのね、鉢うけはこれいらないからね。お水をたくさん注いで、そのまま水が下から出てくるじゃない?鉢うけがあるとうまく水が逃げなくて根腐りしやすくなっちゃうのよ。この子はお水が好きだからたっぷりあげてね。土の表面が乾いてきたらまたお水をあげたらいいわ」と立て板に水のごとくつらつらと説明しながら鉢を持ち運びやすい形に包み、気がつけば「じゃあお会計ね!」と言い渡されていて、あっというまの展開に笑ってしまいました。

それ以来、彼女の言いつけをしっかり守って育てているからか、オリーブは次々と新芽を出してはすくすくと成長しています。若葉色の柔らかい新芽が風にそよいでいる姿を見ると、胸の柔らかいところがくすぐったくなるようです。

4月になってから花屋さんは営業時間を短縮し始め、とうとう4月の末には一時閉店という形をとって、あのおばさんの「いってらっしゃーい」も「おかえんなさーい」も聞けなくなってしまいました。
いつかまたあの声が聞こえることを祈りつつ、オリーブの苗に今日もせっせと水やりをしています。

 

六花亭 花柄クッションカバー 

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 義母の誕生日祝いに好物だというマルセイバターサンドを購入しようとした時に目にとまり、思わず買ってしまった六花亭のクッションカバー。以前、インテリアに柄ものは置かない!という誓いを立てたにも関わらず、秒速で破ってしまうくらいの可愛らしさ。きっとこうして心がときめくものを集めた結果、祖父母の家のように統一感はなくとも味のある部屋になっていくのでしょう。それはそれで悪くありません。

我が家ではソファベッドの上に他のクッションに紛れて置いてあり、欲目かもしれませんが意外と違和感なく自然と馴染んでいるように見えます。

昔好きだった絵本の一つに『私のワンピース』という本があるのですが、なんとなくそこに出てくるお花畑のワンピースのようで不思議な懐かしさがあります。大きさもちょうど良いので、読書中に頭を乗せたり抱えて手元の支えにしたりと、ダラダラしたい時のお供として活躍中です。

買い物振り返り

ここ1ヶ月で買ったものを振り返ると、これまで趣味の旅行・アウトドアにかけていた費用が家の中での暮らしを充実させるものに移行していたことがわかりました。

ukaのところでも少し触れたのですが、自粛期間に入ってからスキンケアやヘアケアなどといった自分をケアするプロダクトに以前より興味を持つようになった反面、メイクへの興味は薄れました。自粛期間に入る前のメイクは自分の肌や顔の気になる部分をカバーする意味合いが強かったのですが、今はいかに室内で快適に過ごせるか、清潔感がある印象に仕上がっているかといった部分が気になるようになりました。そういう意味では香水だけは変わらず生活に必要だと感じています。

そういえば本も買いました。鷲谷花さんが執筆された論考が読みたくて買った『ユリイカ』や、なんとなく長そうだからという理由で読むのを後回しにしてきたレイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』最近よく散歩をするからという理由で選んだ多和田葉子の『百年の散歩』と『言葉と歩く日記』に、以前友人の家に遊びに行った時に読みかけのままにしていたカズオ・イシグロの『遠い山なみの光料理本批評という言葉に興味を持って購入した三浦哲哉の『食べたくなる本』など。4月半ばはなんとなく気分が乗らず本が読めずにいたのですが、今はだいぶ読めるようになってきています。

買い物の動機は「家の時間を充実させたい」が一番だったと思いますが、同時に「消費者として経済に貢献したい」という、言いかえれば罪悪感なく浪費したいという欲求があり、この短期間で自分の浪費に「不要不急か必要火球か」という意味付けを無意識のうちにするようになっていたことが一番の驚きでした。 どんな浪費だって必要火球かもしれないのに、自分の中にラベリングされて順序づけられていく違和感。他人の浪費に口出しをするひとは、もしかしたらこうしたラベリングを持っているからあれこれ言いたくなるのかもしれない。それが正当化されるのは違うとは思いますが…

約二ヶ月という期間で私にこの価値観が内在化されたように、個人の浪費に対する価値観は少しずつ変化しているのではないか。そしてこの自粛が要請されなくなった頃、私はどのような基準で買い物をしていくのだろうと最近はよく考えるのです。